初心者主婦トレーダーの方に、デイトレードを始めるきっかけを伝えたいと思いで、
基礎的なことから書き続けていますが、
慣れない作業にちょっと疲れてきたので、自分の過去を振り返ります。
すべて、反面教師にして下さい。
私の失敗は、必ずあなたのお役に立ちます。
最初は気軽な気持ちで株式投資に手を出した
株式投資を知ったのは、子どもが幼稚園の年少だった頃です。
「介護職員初任者研修」を取得後、子どもが幼稚園に行っている間、単発で保育士をしていました。
しかし、もし夫に何かあれば、
私一人では、家計を支えきれないということも分かっていました。
そして、
「今の私にも、もっとできることはない?」と考え、株に興味を持ちました。
数年前から始めていた投資信託が増えていたので、
「頑張って勉強すれば、家計の足しになるような金額が稼げるようになるのでは?」
と考えたのです。
最初は、株主優待やスイングトレードをしていました。
優待は数か月前に仕込んで持ち続けて利確したり、
良さそうな会社だなと思って、買って、売ってを繰り返していました。
地合いが良かったので、損をすることもありませんでした。
1年間、何も起こらなかったのは、ただのラッキーだと、今なら分かります。
典型的な、「投資」も「投機」もしらない個人投資家です。
そんな時、about meでも書いたように、
夫が営業職から戦力外通告を受けました。
2015年6月の事です。
正直焦りました。
子どもも小さく、実家も遠い。
フルタイムで働くことはできません。
家でできることを模索し、株式の本を図書館で借りまくりました。
株式投資について、もっと真剣に学ばなければと焦っていました。
この時点で、私は、「投機」と「投資」の違いも知りません。
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デイトレに挑戦する前に、「投資」と「投機」の違いについて理解する。
デイトレードは紛れもなく「投機」です。 私は、「投資」もしています。 「投機」もしています。 投資初心者の方で、その違いが分かっていらっしゃる方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょ ...
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明らかに魔が差した 初めてのデイトレード
その日、チャートの見方を知ろうと、SBI証券のツールを開けていました。
夫の戦力外通告を聞き、
数日前に、チャート本を一冊買ってきて読み始めたばかりの状態です。
どのように表示させるといいのかも全くわからず、チャート表示と格闘しているとき、
ランキングで「ITbook(3742)」をみつけました。
5分足しか見ていませんでした。
板の存在も知りません。
私が見た時、ちょうど上り調子で、
今ならわかるのですが、トレンドを形成した後の、最終段階。
爆上げ中でした。
時刻は午後。
この甘い考えが、地獄行きの切符になりました。
これを読んでいる現役デイトレーダーさんには、この後起こる悲劇が分かると思います。
大きなイナゴについていき…
100株しか買っていないのに、一気に1万下げる。
!!!
????
「さらに、200株ナンピン」
!!!!
!!!!
?????
さらに、ちょこっと上がって利確後(損大利少)、確か…400株ナンピン
!!!!
!!!!
実際の私は、こんなイラストの泣きではありません。
大騒ぎのパニック状態です。
子どものお迎えは2時半なので、泣きながら損切りのクリックをしたのを覚えています。
結果、たった1時間ほどで、
6万円強の大損をしました。
落ち込んで、落ち込んで、なぜこんなことになってしまったのか、その意味すら分からず、がく然とするばかり。
初めてのデイトレードは、デイトレードをしようとしたのではなく、
結果的にデイトレードになってしまったのです。
一日ふか~~~く落ち込んで、
次の日から、まずはちゃんとデイトレードについて知ることから始めようと決めました。
当たり前ですが、デイトレードは、知識ゼロの主婦が、見切り発車ですることではありません。
私が言う?
SBI証券から、その時の日足チャートを探し出しました。
頂点が、2015年6月初旬です。
「見事なイナゴチャートだ~~~!」
スィングトレードに切り替えてなくてよかった(汗)
(スイングトレードの判断すら知らなかっただけですが…)
このチャート、私の貴重な負の遺産として、永久保存しておきます。
何も知らない主婦が初めてデイトレした日 最悪の結果を語ります
見切り発車でも、
「今やりたいと思ったのなら、始めるべき」と思う気持ちは、今でもあります。
だから、このブログも、まともにパソコンの知識がないのに、
トレーダーとしてまだ半人前なのに、初心者マークをつけながら、ワードプレスと格闘して書き始めました。
しかし、デイトレは違います。
大きなリスクがついてきます。
学ぶことを学んで、やるべきことが分かっていても、それができなくて負けるような世界です。
分かっていてもできないのなら、分からないのなら、なおさら負けます。
リスクがあることは、学ぶべき基礎を学んでから始めましょう。
いくら実践が大事と言っても、数時間の勉強料で6万円は痛すぎです。
結果、私は、このトレードがトラウマとなり、勝てない日々が続いたのですから…
デイトレードは、毎日がチャンスで毎日がリスクの日々です。
それでも、デイトレードに魅力的を感じているのなら、挑戦してみませんか?
まずはチャートと仲良くなって、板と歩み値と一緒にガン見する。それから実弾を打っても遅くはありません。
訳も分からずに実弾を打ちまくって、最悪のスタートをした私の経験から、ぜひ学んでくださいね。
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