初心者主婦の方がデイトレを始める時は、
どのような銘柄から取引するべきでしょうか?
新興市場の価格が低い銘柄から始めてみてはいかがでしょうか?
実は、この記事の内容は、考えがあって訂正しています。
始めは、東証一部の銘柄をおすすめしていました。
しかし、今は、初心者主婦トレーダーには、
新興市場の価格が低い株の方が、練習に向いていると考えています。
デイトレに適した銘柄とは?
デイトレは、株価の値動きがあって、はじめて利益を出すことができます。
値動きがある銘柄を選択することが欠かせません。
例えば、日本ガイシの値動きですが、前場は1611円から1620円の間のレンジで推移しています。
大きな資金がある投資家なら、小さい値幅のレンジでも利益を出すことが可能です。
しかし、資金が限られている個人トレーダーには向いていない銘柄といえます。
デイトレに向いている銘柄は、このように値動きのある銘柄です。
トレンドも明らかです。
値動きの大きな銘柄というと、
新興市場(マザーズ、ジャスダック)に上場している銘柄が上げられます。
個人トレーダーが、好んで取引する市場です。
なぜなら、市場の規模が小さく、大きく値が動くという特徴があるからです。
初心者主婦トレーダーに、マザーズの価格が低い株をお勧めする理由とは?
最初にもお話ししましたが、
私はブログを書き始めたころ、
初心者主婦が初めてトレードする株に、東証一部の株をおすすめしていました。
なぜなら、私自身が東証一部から始めたからです。
東証一部の銘柄から始めたいのであれば、
おすすめは、「情報通信」の銘柄です。
値動きがあって、板も厚いです。
しかし、今は、

理由がいくつかあります。
値動きの良い銘柄の例としてあげたUUUMは、マザーズの「旬」な銘柄です。
一日で、大きく資金を増やせる可能性のある銘柄といえますね。
しかし、新興市場で値動きの大きな銘柄というのは、
値動きが目まぐるしく、初心者が始めてデイトレに挑戦する株としては向いていません。
なぜなら、

あっという間に資金を失う可能性があるからです。
初心者で、何もわからないまま、このような株でデイトレを始めると、
資金管理をする前に、大切な資金を失ってしまいます。
市場に出てしまえば、プロも初心者も、同じ土俵の上です。
加減なんてしてもらえません。
泣き叫びたくなるくらい下げることも、あちらこちらで起こっています。

初心者主婦には、耐えられません。
では、どんな株を狙うといいのでしょう?
例えば、このような銘柄はいかがでしょうか?
価格帯は2万円台。
でもしっかりボラティリティがある。
ほとんどのトレーダーは、100株ではなく、500株、1000株単位で買っているので、板も厚いです。
最小単位でエントリーしながら、新興市場の値動きの荒さ、板の変化を学習することができます。
それが、初めてのトレードに、新興市場の低位株をおすすめする理由です。
1.100株当たりの単価が安い
100円から1000円くらいの価格帯なら、エントリーしやすいのではないでしょうか?
東証一部に、値動きのある、これくらいの価格の銘柄は少ないです。
確かに、値嵩株にエントリーすると、大きくとれる可能性はあります。
しかし、先ほど示したチャートのように、大きく下がる可能性もあるのです。
これくらいの価格なら、痛手は小さくて済みます。
2.ボラティリティがある
例で挙げたAPLIXは、マザーズ売買代金上位銘柄です。
たくさんのデイトレーダーが集まっています。
チャートを見ていただけるとわかるのですが、
この日の高値は、301円。安値は、242円です。
100株で、5900円の値幅です。
デイトレーダーは、値動きの波に乗ります。
この波が大きいほど、とりやすいのです。
100株で、ボラティリティの大きな株の銘柄に挑戦できるのは、新興市場の価格が低い銘柄ならではです。
3.流動性がある
市場参加者が多いということは、流動性があるということです。

出来高の小さい銘柄で取引をすると、株価が大きく動くので流動性が低いというリスクがあります。
出来高が大きい=売りたいときに売れる
出来高が小さい=売りたいときに売れない
これで、なにが困るかというと…

という事態におちいります。
霞ヶ関キャピタルの板です。

損切をしたくても、下板にぶつけることを躊躇する板ですね。
では、APLIXの板はどうかというと、

これだけ板が厚いと、下板にぶつけて損切がしやすいですね。
出来高が大きい銘柄は板が厚いので、損切りしたいときに損切りができるということです。
相場に急変はつきものです。
その値動きについていけず、大きな損切りを出して退場しまう前に、
まずは新興市場の価格が低い株から、練習を始めてみませんか?
これらの株でしたら、値動きの荒さも経験でき、デイトレの練習もしやすいはずです。
もっと大きく取りたいと思うかもしれませんが、
板薄株や、値嵩株に挑戦するのは、トータルで勝てるようになってからで、遅くはありません。
まずは、大切な資金を守りましょう。
ランキングから探して監視銘柄に入れてみましょう。
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実際にエントリーして、株の取引に慣れるため(板、チャート、注文方法、時間帯による値動きの違いなど)
エントリー、損切り、利確を繰り返し、株はトータルプラスで考えるという考え方を積み重ねていくため
100株単位で買うことができ、リスクを抑えながらエントリーができるから
100株単位でも、マザーズのボラティリティがある動きの練習ができるから
流動性が高いので、買いたいときに買えて、売りたいときに売れるから
以上が、私が新興市場の価格が低い株から、デイトレを始めることをおすすめする理由です。
ご検討くださいね。
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