デイトレ基礎知識

デイトレードとは?他の投資法との違い、優位性とデメリットとは?

2018年5月14日

デイトレードと他の投資法との違いとは?

 

「主婦にとっての優位性と魅力」の記事とかぶるところもありますが、

 

基本を知ることは大切なことなので、一緒に確認していきましょうね。

 

株式投資のスタイルは?

疑問に思う女に子

株式投資には、様々なスタイルがあります。

スタイルによって、狙う値幅、手法は変わってきます。

 

一般的に投機と言われているスタイル

デイトレード(1日の中で買いと売りを完了させる手法)

スイングトレードレード(エントリー後、数日間持ち続けて、利益を狙う方法)

一般的に投資と言われているスタイル

中期投資(数か月間持ち続けて、利益を狙う方法)

長期投資(何年も持ち続けて、大きな利益を狙う方法)

 

では、

様々な投資法の中で、デイトレードとはどのような売買手法でしょうか?

 

デイトレードとは、買った株を、その日のうちに売る、超短期決戦のトレード手法です。

 

要するに、「日ばかり商い」のことですね。

 

原則として、当日決済なので、持ち越しはしません。

株ができる時間帯は限られています。

 

平日の9:00~15:00が、勝負の時間です。
東証であれば、

前場(ぜんば) 9:00~11:30

後場(ごば)12:30~15:00

が、ザラ場(寄り付きから引けまでの取引時間)となります。

 

デイトレードは、

大引け(取引終了時間)までに決済します。

 

主婦が動きやすい、子どもが、幼稚園や保育園、学校に行っている時間とかぶります。

主婦トレーダーのメリットの一つです。

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中には、

「デイトレードをしているつもりが、マイナスになったので、持ち越しをして、スイングトレードに切り替えた。」

なんて方もいらっしゃいます。

 

大きく値上がりした場合、デイトレードの延長として、

次の日持ち越しを、意図的にすることもありますが、

「マイナスだから…うっかり…」で持ち越しをしないように気を付けてくださいね。

 

初心者主婦の方がデイトレードを始める時は、

「次の日に持ち越しはしない」をマイルールにしておくほうがよいと思います。

 

デイトレードの魅力とは?

デイトレードの魅力1.資金効率が良い

時間とお金の管理

中長期の投資では、買った株はしばらく持ったままにしておきます。

 

その株を持っている間は、資金を動かすことができません。

 

大きな値幅を狙える期待はありますが、

「待ち時間」があるので、効率よく稼ぐことができません。

 

デイトレードは、この「待ち時間が」極めて短い手法です。

 

上がったら売る、下がったら売る。

資金をくるくる回していくので、資金効率がよいのです。



勝率が高ければ、資金は複利効果で増えていくことになります。

 

狙う銘柄や、値幅は、トレーダーによって千差万別。

わずか数円の値幅だけしか狙わないトレーダーもいれば、

数十円数百円の値幅を狙うトレーダーもいます。

 

わずかな値幅を狙うスタイルの事を、

スキャルピングと言います。

 

1テック抜きと言って、わずか1刻みの値幅で売買する手法もあります。

 

 

そんな値幅で、稼げないんじゃないの?

 

と思うかもしれませんが、

信用取引を使って資金を回転させていくことで、細かく利益を重ねることが可能です。

 

大きく下げる日もあれば、大きく上げる日もあります。

 

どんな相場であっても、

じっくり待てば、一日の中で、チャンスは何度もありますよ。

 

デイトレーダーは、相場に張り付いて変化した市場に即対応できます。

 

チャンスを見逃さないことが重要です。

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デイトレードの魅力2.持ち越しによるリスクがない

日をまたいで株を持ち続けると、

取引終了時間から、翌日の取引時間までに発生するリスクがあります。

 

日本の株価は、米国市場や為替の変化に、大きく左右されます。

 

朝起きて、NYダウの大きな値下げを目の当たりにして、ショックを受けるなんてことを何度も経験します。

 

私がやってしまった失敗は、企業の決算時期の持ち越しです。

 

決算発表日と重なることを確認せず、

チャートだけで判断をして株を買い、

次の日大きく下げて、泣く泣く損切りしたことがあります。

 

持ち越しをすると、

前日にあった大きな含み益がなくなり、含み損になってしまうこともあります。

小さな利幅を狙うのなら、

デイトレードの方が、持ち越すリスクがない分、主婦トレーダーの生活に適していると言えるでしょう。

 

ザラ場が終わった後に、

大きなニュースがあろうが、決算発表がされようが、

翌日の株価の動きを気にしなくてよいのが、デイトレードの魅力です。

 

安心して眠れます。

 

デイトレードの魅力4.経済の難しい知識が不要

株式投資というと、ついて回りそうなのが、経済の知識ですよね。

 

デイトレードは、

チャートや板の値動きで売買をするので、経済の難しい知識がそれほど詳しくなくても大丈夫です。

 

私は、基本、チャートと板と歩み値の動きで売買しているので、

自分がトレードをしている会社が、どんな会社か知らずに、トレードをしていることもあります。

 

経済や、企業の業績に関心があるのなら、

それを利用して、デイトレにいかしていくこともできますが、なくてもデイトレはできます。

 

チャートと板と歩み値が教えてくれます。

 

私は、前日に監視したい銘柄をそろえておくこと以外は、

朝、証券会社の情報メールをみて、「今日の相場の動きは、どちらの方向に行きそうかな?」と、考えるくらいです。

 

寄り付き前の板の様子を見ていれば、

その日の相場が下げで始まるのか、上げで始まるのかは、分かります。

 

その後、どちらに動くかは、誰にも分りません。

その銘柄の優位性を考えながら、値動きに乗るのがデイトレードです。

 

デイトレードの魅力3.トレードを実践している中で、何度でも勉強の機会が得られる

デイトレードは、一日の中で、何度も取引をします。

 

他の取引法と違って、

保有している時間が短く、何度も取引するので、勉強のチャンスが何度もあります。

 

毎日の取引が、勉強の機会と言ってよいでしょう。

 

1.今日の方針を考える

2.トレードをする

3.今日のトレードの反省をする

4.明日、トレードチャンスがありそうな銘柄を探す

 

この一連の流れを、

一日で完結するなかで、何度も何度も学習していくのです。

 

長期や中期の投資と比べると、

実践で勉強をする機会が、格段に違います。

 

投資の魅力は、

ゆったりとかまえることができることですが、

待ち時間が長いので、検証する機会がどうしても少なくなります。

 

実践で鍛える機会が多いということは、精神的な負担は大きいですが、

取引の機会が多いということは、学ぶ機会が多いと言えますね。

 

経験を積むとともに、

自分のトレードの検証を毎日繰り返していくことで、

トレードの質が確実に上がります。

 

デイトレードの魅力4.取引日すべてが給料日になる可能性がある。

デイトレードの最大の魅力は、

取引ごとにお金が入ってくる可能性があることです。

 

負けることもあるので、勝てればの話ですが、

その日頑張った成果が、その日にわかるのは嬉しいものです。

大切なのは、利益目標を持つことです。

 

一日に数十万稼ぐ人もいます。

 

羨ましく思わないと言ったら嘘になりますが、

私が求めているのは、毎日、毎月の資金をコツコツと増やしていくことです。

 

大きな目標を持ちすぎると、欲張ってしまいます。

 

最初のころ、欲張りすぎて、大きく勝てていたのに、

戻ってきても利確できず、さらにマイナスになってしまう…

 

ということがよくありました。

 

まずは、一日の目標金額を決め、一か月の目標金額を決めます。

目標額は、希望額ではなく、可能な金額を設定しましょうね。

 

なぜなら、希望額にすると、結果として自分を苦しめることになります。

 

目標額を高く設定すると、精神的な負担が大きくなるからです。

 

私の目標は、現在2万円です。

デイトレーダーとしては、かなり少ない金額です。

 

それ以上に稼げる日もあります。それ以下の日も、マイナスの日もあります。


トータルで稼げればそれでいい

 

この考え方が大切です。

 

大きな金額を狙いすぎて大きな失敗をすると、

主婦トレーダーは、家庭に大きな影響を与える可能性があります。

 

デイトレードをギャンブルではなく、家庭でできる仕事と考えていくのなら、

 

目標は、希望額ではなく、可能な金額に設定しましょう。




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