初心者デイトレーダーの方が、まずはじめにつまづくこと。
それは、デイトレのやり方と、チャートの見方を、理解しがたいということです。
主婦にとって、株は未知の世界。
リスクがあることなので、始める前に、抵抗を感じてしまいます。
株に挑戦するうえで、大切なのはチャートの見方です。
投資信託のように、プロにお任せする時は必要ありませんが、
自分で売買判断をするのであれば、どんな投資法でも、チャートを見る目が必要です。
チャートの見方が分からなければ、投資も、トレードもできません。
チャートをシンプルに見る目を養うことからはじめよう
チャートは、見れば見るほど、値動きが自然と分かるようになってきます。
「三角持ち合い作ってるから、上抜けするかな?」
「そろそろ抵抗線超えそうかな?」
「MA上抜けしそうなチャートだなぁ」
「移動平均線から乖離していていい感じ」 などなど
私は、デイトレを始めたころ、全くチャートの見方が分からなかったので、
「とりあえずチャートを見る数をこなそう」と、数多くのチャートを見ました。
当初、日足チャートは、500~800くらいは余裕で見ていたと思います。
「習うより慣れよ」
という言葉がありますが、そのままです。
最初は、3時間かかっていました。
本当に、分からなかったもんですから…(汗)
チャートには、いろいろな設定ができます。
テクニカル分析も多種多様。
ボリンジャーバンド、RSI、MACDなど、た~くさんあります。
デイトレ初心者が、銘柄を探すときは、
ローソク足と出来高、移動平均線のみで十分です。(スイングは別)
難しく分析して見ているから確率が上がるという訳ではありません。
シンプルに見てこそ、見えてくるものがあります。
私は、カブドットコム証券の、kabuステーションを使って、日足のチェックをしています。
私の、デイトレ監視銘柄チェック用の画面を表示させてみました。
小さいので分かりにくいですが、
左に大きく表示させているのが、日足チャートです。
右に監視銘柄が並んでいます。
PgDn↓キーとエンターキーを交互に押すと、次々と銘柄チェックができます。
慣れると、1ページ1、2秒くらいで判断できるので、とりあえず、気になった銘柄を次々別フォルダーに入れて、再度確認です。
自分仕様に、見やすい色にして、日足チャートをでっかく!!
この話を聞いて、日足をチェックするなんて、面倒くさいと思いましたか?
「はい、面倒です(笑)」
でも、初期の私が真面目で、力を入れすぎていただけで、慣れると時間は減らせます。
銘柄選別をしっかりしていれば、チェックする銘柄の数も減らせます。
日足をチェックすることで、デイトレだけではなく、スイングや優待を仕込むときにも使えるので、日足チャートのチェックは、私には欠かせない作業です。
実は最近、体調を崩しているせいもあるのですが、ちょっと楽する方法も覚えました。
日足チェックに時間が取れない時は、前日選択した銘柄から、まだもみ合い中の銘柄のみを残し、それプラス寄り付き前の気配値ランキングのチェックでデイトレです。
結構な数をチェックしていると、2~3日使えます(笑)
あっ、でも今からデイトレを始められるのでしたら、ちゃんとチャートチェックをして下さいね。
デイトレのメリットは、繰り返し練習ができること。
デイトレの魅力の一つに、短時間で何度も練習できることがあります。
上位チャート(日足、週足など)と前日5分足のチェック → 寄り付き前の板で、日足チャートでの位置をチェック → ザラ場に挑む
これを日々繰り返すことで、何度もチャートを見る機会があります。
繰り返しチャートを見るデイトレーダーは、チャートの見方が分かるようになるのも早いです。
デイトレというと、その場のチャートで判断しているように思われがちです。
確かにランキングなどで、今動いている銘柄に着目し、その値動きでデイトレすることもあります。
でも、私は臨機応変にスピード対応できるタイプではないし、できるだけ先に目を付けておく方が、性格に合っています。
メンタル豆腐、びくびくトレーダーには、上位チャートの値動きに沿ったトレードが、適している手法ではないでしょうか?
ぜひ、繰り返しチャートを見て、シンプルにチャートを見る目を育てて下さいね。
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初心者トーレーダは、まずチャートを見る目を育てようのまとめ
チャートに根拠があればあるほど、その銘柄の信頼性は高まります。
そのための、上位チャートのチェックです。
主婦の時間はコマ切れなので、まとまった時間は、なかなか取れないかもしれません。
それでも、一日の中に、チャートを見る時間を設けることを、ぜひ習慣づけて欲しいです。
チャートの見方をものにすることから、トレードを始めましょう。
シンプルに、シンプルに、チャートを見ることを意識して…