株の値動きに敏感な日が続いています。
NYダウ 大幅安!!
そんな日は、日経平均も影響を受けます。
日経平均も、大幅安!!
NYダウは、世界中の投資家が注目している指数です。
日本株だけでなく、世界中の株価が影響を受けます。
恐ろしい下げ幅を見ていると、改めて株の怖さを感じますね。
しかし、デイトレードは、持ち越しをしないことが大きなメリットです。
では、大暴落する危険性を感じる相場で、デイトレをしますか?しませんか?
初心者デイトレーダーは、様子見が最大の防御です。
デイトレのメリットは、持ち越さないこと
デイトレのメリットの一つに、
その日のうちに株を売買するので、前日の値動きの影響を受けないということがあげられます。
・世界情勢の変化、大きな災害などの影響
・各会社ごとの業績発表の影響
・NYダウの大暴落の影響
スイングトレードのように、短い期間での値幅を狙うと、大暴落に巻き込また際、大きな損失を出す可能性があります。
私も、大暴落があると、朝一番に考えることは、
という考えです。
基本、株主優待に関しては、長期保有と決めています。
しかし、業績不振などが理由で買値より下がった場合には、
一度保有株を売却し、様子見して次の権利日までの期間を考えながら、買い直すようにしています。
今日のNYダウと日経平均株価
NYダウは、前日比 -831.83
日足1年で見ると、暴落ぶりが良く分かります。
日本の株価は、アメリカの前日の株価の影響をもろに受けます。
トレーダーは、朝一番にNYダウの終値をチェックします。
日経平均も、-915.18と大暴落しました。
日経平均の5分足です
大暴落した時は、順張りは入りにくい。
ここまで株価が大暴落すると、順張りでのエントリーは難しいです。
日経平均の5分足を見ていただくと分かるのですが、
朝の時点で大きく下げています。
日ごろの取引でも、もみ合いや、抵抗線を抜け、GUやGDした銘柄を狙っていますが、
大きすぎるGUやGDは警戒しなくてはいけません。
今日は、朝から、ストップ安になりそうな銘柄も、多数見受けられました。
ストップ安は、一日の値幅の下限に達し、
それ以上下がる可能性がないということです。
日経平均の5分足の動きを見ていただいて分かると思うのですが、
ここまで日経平均が寄り付きから大きく下げると、連動して、
ほとんどの銘柄がすでに前日のチャートよりも大きく値を下げています。
そこからさらに下げて、トレンドを作っていく可能性は低く、
順張りとして売りでエントリーするには、リスクが高くなります。
大暴落のエントリーは、短期勝負の逆張りやスキャルピングの方が有利。
今日のように大きく下げた日は、短期勝負の逆張りや、細かい値動きを狙うスキャルピングが有利です。
このような大きく荒れている相場では、長居無用の短期勝負の逆張りやスキャルピングでの戦略を視野に入れるべき。
荒れた相場では、多くの人がパニックになり、
中長期投資家、スイングトレーダーは、朝のNYダウの動きを見てこう思います。
NYダウが大きく下げた日の翌日は、
寄り付き成り行き売りの動きが、日経の大暴落に反映されるのはそのためです。
その時、逆張りデイトレーダーはこう考えます。
下げ過ぎている銘柄のリバウンドを狙おう!!
もみ合いMA下抜け
これから紹介するチャートは、暴落前日、この日の監視銘柄として考えていた銘柄の値動きです。
MA上抜けし、三角を作っていましたが、下げています。
両方目線で、監視銘柄に入れていました。
今日は、MAを大幅に割り込みました。
5分足です。
少し下げた後、MAに引っ張られるように、上げています。
ギャップが大きかったので、MAに引っ張られるように、戻ったのです。
もみ合いが続き、二日コマの後の大きな下げ
下降トレンドの、もみ合いが続いています。
大きく下げたあと、二日コマ。
売り候補として、監視銘柄に入れていました。
寄り付きは、大きな下げで始まっています。
ここまで下がってしまうと、順張りでは手が出ません。
5分足です
なかなか寄り付かなかったことが、5分足から読み取れます。
その後、大きく戻しています。
今日は、寄り付きから大きく下げたので、このような銘柄をたくさん見つけました。
しかし、同時に寄付きよりも大きく値を下げた銘柄もあります。
ということは…
荒れ相場は、チャンスでもあり、大きなリスクを背負う危険性もあるということです。
荒れ相場で、利益を得られるトレーダーとは?
相場が荒れた時、ニュースで、荒れ相場で大きく稼いだトレーダーさんの話が話題になることがあります。
しかしそれは、長年の経験から、荒れ相場だということを理解し、
荒れ相場に対応できる自分の手法があるトレーダーの話です。
相場が荒れているということは、大きな値動きがあるということなので、
デイトレーダーにとっては大きなチャンスです。
しかし、単に、
「荒れ相場だから」
「値動きがあるから」
という理由でトレードをすると、冷静な判断で取引をすることができなくなります。
誰もできないことができるからこそ、リスクをとり、ピンチをチャンスに変えることができます。
しかし、それは、
自分の手法があってこその話であり、
自分の手法にあったエントリー、利確や損切りができないのであれば、荒れ相場で、デイトレをするべきではありません。
日経平均株価大暴落 初心者は、デイトレしますか?しませんか?
大暴落は、値動きが大きいので、大きなチャンスでもあります。
その時、デイトレをするべきか?
しないべきか?
大暴落に対応した、自分の手法が確立されていて、リスクを取る価値があると判断するのであれば、
ボラティリティのある相場はチャンスなので、デイトレしてもよいでしょう。
しかし、初心者デイトレーダの場合は、まだまだ自分の手法が確立されていません。
修行中の身であるのであれば、無謀な売買は危険です。
注意ポイント
分からない時はしない、落ち着くまで様子を見る。
「休むも相場」で、暴落時の値動きを観察する。
「休むも相場」は、立派なトレード手法です。
初心者で、デイトレを始められたばかりの方こそ、様子見をおすすめします。