デイトレって難しい。
毎日、悩みながら、試行錯誤の繰り返しです。
そんな私でも、負けないために分かっていることが一つあります。
「デイトレは、トータルで考えるとことが大切」ということ。
一つの銘柄にこだわって失敗した私の経験談で、そのことについて考えてみましょう。
デイトレで大損!!「やっちゃった~!」と思ったときの、心境は?
以前、東証一部のある銘柄にエントリーしていて、やらかしちゃった時の私の心境です。
寄り付きから、信じられないくらい大きく下げました。
寄り付きから成行買いした私は、スタートとともに、すでに損失を抱え込みました。
「東証一部やからいいか~、戻り遅いし。」
「こんな大型株が、ここまで下がってきたら、ある程度リバウンドあるやろ。」
「持ち続ければ、助かる可能性高い銘柄だと思うな。」
数回ナンピン。
「…」
「…!??」
「…!!???」
ストップ安近くまで持っていかれて、損切。
「やってしまった…」
株価は、大きく下がっているように見えても、ある程度その中でリバウンドしていることが多いのですが、
この株はリバウンドがほぼなく、逃げられる場面が全くありませんでした。
大口さんが欲しくて、ずっと売りをかけていたんですね。
その後の結果は、まぁ予想はしていましたが、私の平均値を超えて、腹が立つほど上がっていきました。
「やっぱり! やられた~!!!」
デイトレあるあるですよね。
大損!
かなり痛い目に合いました。
確かに、読みは当たっていて、上がっていきました。
でも、それはただの結果論。
上がっていく可能性もあれば、そのまま下でとどまっている可能性もある。
では、どうすればよかったの?
逆張りでエントリーした場合は、リバウンドしたところで、板とチャートの値動きを見て、損切すべきです。
リバウンドがないのなら、自分が二日ほどで取り戻せる可能性がある金額で切るべきでした。
最初の読みとはずれていたのに、一つの銘柄にこだわりすぎたことが、大損につながってしまいました。
株は、上がるか下がるか分からない
私が大好きなトレーダーさんの、Twitterでの一言。
この言葉読んで大爆笑してしまいました。
「あたりまえやん!!!」
明日の株式相場の動向が上か下か全く見当がつきません。これだけは分かります。上がるか下がるかのどちらかです。
— nakkan(ナッカン) (@nakkan_army) August 30, 2020
でもね、当たり前のことなんだけれど、このことが分かっていないと、一つの銘柄にこだわってしまいます。
誰もが自分の持ち株は上がって欲しいもの。
デイトレを始めて、何度神様に祈ったことか…
でも、神様なんていないし、株は上がるか下がるかしかない。
自分の持ち株が、絶対上がるとは決まっていない。
それでも、持ってる株が下がっちゃうと、
「ここから反発するんじゃないの?」
「日足がいいし…。」
などと、持っている理由を考えてしまうんですよね。
じゃぁ、どうすればいいの?
チャートと板と歩み値と、自分のリスクのかけ方で判断していくしかないです。
ダダ下がりなら、自分じゃ取り戻せない金額と思ったら、切るのみ。
(それがまた心理的にめちゃくちゃ難しい)
またやらかしちゃいそうなので、自戒の念を込めて書いてます。
一つの銘柄にこだわりすぎると悪循環が起こる
一つの銘柄にこだわりすぎて起こる悪循環。
それは、
他のトレードに集中できなくなること!
これが一番たちが悪い。
私は、朝一番から大損しちゃうと、その銘柄に集中しすぎて、
他の銘柄が見れなくなってしまうことがあります。
そうすると、絶好のチャンスである9時台の取引量が減ってしまいます。
この機会損失が、一番のデメリット
大きめの損失になったとしても、まだ時間があるのなら、そこからのチャンスはいくらでもあると考えればいいのかと。
いつも、切ってから、火事場のクソ力が発揮されるんです(笑)
そして、毎回、切ってよかったと思う。
いかに、デイトレがメンタルに影響を受けやすいかってことです。
上がるか下がるかは誰にも分からない。デイトレはトータルで考えよう!
デイトレは確率の世界。
より確率の高いエントリーを目指すのみ。
ここだ~!と思ってエントリーしても、うまくいかないことばかりです。
それでも、損切を徹底して、
確率の高いところに繰り返しエントリーし続ければ、トータルで勝つことができます。
こだわりすぎずに、「こっちがダメなら、こっちでいくか~」
くらいのフットワークの軽さが必要だと考えます。
いろいろ書きましたが、私自身がまだまだできていないことです。
だから、まだまだ半人前。
あっ、先月やらかしてるわ(笑)