用語解説、相場格言

順張りトレーダーである私が、意識している名言・格言

投稿日:2018年6月12日 更新日:

トレードを行う際に、私自身が日ごろから意識している言葉を並べてみました。

どんなに有名な言葉でも、私のトレードには関係がない言葉もあるので、ここでは触れていません。

先人の言葉は偉大です。

偉人の名言、ことわざ、四字熟語などを知っていると、自分の行動に取り入れ、自分自身の意識を変えていくきっかけになります。

それと同じように、相場に関連する言葉を知り、意識していくことで、自分の潜在意識を変えていく助けになることでしょう。

相場の格言は、先人が経験から得た注意事項。意識してみませんか?

相場には、たくさんの格言、名言があります。

十人十色のトレード手法があるように、自分のトレードスタイルに合った名言、格言を取り入れていくことが、トレードの上達につながります。

どの言葉も、トレードをされている方には、

「それができていればね…」

と納得される言葉ばかりです。

今、私はこの行動をしているから自分が納得できるトレードができた

自分のルールに反して、この行動ができなかったから、自分が納得できるトレードができなかった

と、トレードをしている時間だけではなく、日ごろから自分が意識している言葉を思い返し、自分の行動をイメトレしてみることをお勧めします。

日々検証と反省の中で、人は成長していきます。

成長過程であきらめた人が「デイトレードはやるもんじゃない」「株なんて怖いもんだ」と言っているのです。

私自身、まだまだ成長過程です。それでも、前を向いているからトレードを続けていくことができます。

意識している言葉の意味と共に、私がそれらの言葉をトレードでどのようにとらえているのかも織込んでみました。

しかし、ここで書かれている格言、名言は、あくまで私のトレード方針、メンタル、手法で必要なものということをお忘れなく。

私の反省と戒めの意味も込めた、格言名言集です

 

もうはまだなり まだはもうなり

「もう」高値だろう、「もう」底値だろうと考えるときには、「まだ」上値があるのではないか、「もう」底値ではないのではないかと考える。

つまり、投資家自身の独自の判断が一番危険なので、冷静に相場を見つめることが大切ということ。

私がよくする反省は、初動に少しでも乗り遅れると、怖くなってエントリーしないことです。

勝手に「もう」と思い込み、エントリーできなくなるのです。すると、日足が良いと、トレンドに乗って、どんどん上がっていきます。

上がっていく株を高値つかみしないために、ただただお見送り(涙)

逆パターンもあります。

売りでエントリーしようと寄り付き前に計画していて、

初動のエントリーにちょっと乗り遅れて、踏み上げが怖くなってエントリーできず


初動でのエントリーを意識することが、私が高値つかみをしにくいというメリットではあるのですが、あまりにもリスクをとれないビビりなので、自分が情けなくなることが多々あります。

自己判断で「もう」と思ってエントリーしなかった時、

「日足が良く、5分足でも自分のルールに沿っているのなら、リスクを取ってでもエントリーすべきだったと」自己反省し、この言葉を思い返します。

 

買いにくい相場は高い

人の心理として、安い物に魅力を感じる。株についても、安いからという理由だけで買う人がいる。しかし株価が安いにはそれなりの理由がある場合も多い。 株価が高いというだけの理由で手を出したがらない心理もある。なぜ高いかにはそれなりに理由がある。

ただ単に高いということだけで敬遠していては、せっかくの相場にも乗れない。

株価の値動きの原因は、すべてチャートに現れます。(テクニカル分析での形、ファンダメンタル分析の理由、決算発表など)

上昇(下降)トレンドが発生しているのにはそれなりの訳があります。ただ単に高い(低い)というだけで手を出すと痛い目にあいますが、「もうはまだなり」と一緒で、買いにくいチャートにこそ乗らないと、置いてけぼりです。

  • 寄り付きでGU(GD)している銘柄に乗る。
    もみ合いから上抜けるときに、板にぶつけて先陣を切って買いに行く。
    上値抵抗線を超えて上昇するチャートにのる。

どれも、勇気がいる行為です。

でも、買いにくい株を買えるということが、順張りトレーダーに必要な行為であることは間違いありません。

私は、「どうせ損切りでしょ?」って言いながら、買いクリックを押してます。




売りは早かれ 買いは遅かれ

株式投資では、買いは易しいが売りは難しいといわれている。売りが上手になれば、生き残ることができる。 上げ相場はじっくりと上げていくため焦って買いに走る必要はないけれども、下落するときは急落することが多いため売りは迅速に行動するべき。

私は、この格言は、売りは早かれ=損切りは早く 買いは遅かれ=利益は伸ばすという意味だと理解していました。

今でも、自分の解釈で、この格言を意識するのもありだと、思っています。

実際は、含み益が出始めると、ついつい「もう少し利益が増えてから売ろう」などと欲張ってしまいがちで、売り時を遅くしてしまっていると、利確のチャンスを失うだけでなく、急落して含み損を抱えることになりかねないということを戒めた言葉でした。

思い当たることありありです

私は、利益はできる限り伸ばすことばかりにとらえられている時期がありました。そして、元値に戻って、ノックアウト。。。

トレードをしていると感じることは、上げのスピードよりも、下げのスピードの方が明らかに速いです。

デイトレの世界は、時間との勝負、自分との勝負です。

迅速な判断が求められ、勝負の分かれ目になります。

買うこともですが、エントリー前は、売ること(利確・損切り)にも集中しましょう。 

 

負けなければおのずと勝ちになる

現役敏腕トレーダーであるテスタさんがおっしゃっている言葉です。
「損切りは必須」と分かっていても、実際に実行が難しいのが人間の心理です。それでも、自分がこうなると予想したことが、うまくいかなかった段階で損切りする。

テスタさんは、スキャルピングを得意とするトレーダーですので、一瞬の判断が明暗を分けます。そんな中で、出た名言ではないでしょうか?

私の場合、もう少し時間軸が長いので、負けないことを意識しすぎると、損切りが浅くなることがあるので、注意が必要ですが、エントリー前にリスクとリターンを意識して、トータルで負けないことを心掛けています。

勝つことばかりを考えず、自分のトレードを日々淡々と繰り返していく中で、負けないトレードができるようになれば、勝とうと思わなくても、自然と勝ちが付いてくるということを言いたいのだと思います。

何年も勝ち続け、何億と勝ち続けているトレーダーさんのおっしゃる言葉は重みがあります。

 

頭としっぽはくれてやれ

最高値で売ろうとか最安値で買おうと思わない。頭というのは相場の天井(高値)を指し、尻尾は相場の底(安値)を指す。つまり、投資をするとき天井(高値)で売ること、底値(安値)で買うことにこだわらずほどほどにするべきであるということ。

私は、ある方から投資法と投資に欠かせないメンタルについて教えていただき、トレードに対する意識が変わりました。

しかし、その方の手法は、一日の利益を大きく伸ばす手法でした。

大きく伸ばそうとすればするほど、欲神様に取りつかれた私は、欲だけがふくらみ、株価が下げてくると、

「また元に戻るかも?」「もうちょっと上がってから利確しよう」

なんて、甘い考えが膨らみ、元に戻ってしまうどころか損をしてしまうというもありました。要するに、利確が下手でした。

今も、利を伸ばすことを意識していますが、相場のサインを見て、欲を持ちすぎずに、「しっぽはくれてやれ」の気持ちで、トレードをするようになってから、手法が落ち着きました。

「もっとのばせたはずなのに」「ここで売っておけばよかった」

などと意味のない反省をやめることで、気持ちのUPダウンも減りました。




ファーストペンギンを目指せ

「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。 勇敢なペンギンのように、リスクを恐れず、挑戦すること。

「インベスターZ」という株式投資を題材にした漫画の中で、この言葉を知りました。

板を読んで、売り板に買い板をぶつけて、私の一押しで大きく株が動いた時には、

「ファーストペンギンになれた♪」

と、テンションが上がります。

もちろん、初動で買うことにはリスクがあります。

でも、ファーストペンギンになりたい私は、指数のトレンドに乗っていて、狙った株の日足が良いときは、ファーストペンギンになりたいと意識してリスクを取るようにしています。

ビビッてできない時もありますが…

なので、「頭としっぽはくれてやれ」じゃなくて、「しっぽはくれてやれ、でも頭は狙おう」の気持ちで、トレードをしています。

 

相場は相場に聞け

「相場は生きもの」といわれるだけに、相場は人が考えている通りには、なかなか動いてくれない。自分が下した判断だからといって、それにこだわり過ぎると、大きな痛手を受けることになりかねない。 相場の行方は、相場だけが知っている。素直に相場の流れに従うべき。

ザラ場が始まるでは、日足のチェック、自分が当日監視している銘柄にニュースがないか、指標の方向性はどうか、板の動きはどうか、などのチェックをしていますが、ザラ場中は、チャート、移動平均線、板、株式指標の判断でのみでトレードをするように、意識しています。

エントリーすると、自分の期待した方向に進むことを期待してしまいますが、逆方向に動く可能性もあります。

トレードをすればするほど、ザラ場中は考えるほど無駄だと痛いほどわかってきました。

相場の動きは、自分の思う通りに動くことはない。

とあきらめ、相場の方向が、自分の思惑と違った方向に進んだのなら、素直に従う。

自分の判断にこだわりすぎると起こること、それは「大きな損切りです」何度痛い目にあったかわかりません。

 

見切り千両

買った株が値下がりしたとき、言葉では言い表わせないほど、つらい。自分を責め、損切りをせずに迷い始める。そこで、どうするか。多くの人は、自分の下した判断に未練を残し、株価が戻ることを期待してそのまま持ち続ける。しかし、株価はなお下がり続ける一方で、ついにはとんでもない安値で投げざるを得ない羽目に陥る。「少しくらいの損なら、さっさと売っておくのだった」と後悔することになる。

「損切りができない」トレーダーのあるあるですね…

株価が戻ることを期待して、損切りができないと、生き残っていくことはできないということを。よく表している格言ですね。

確かに、戻ってきて助かることはあるかもしれません。でも、それに味を占めてしまうと必ず負ける時がきます。




備えあれば、迷いなし

トレードで最も大切なことは、売買に際しての確固たる自信と決断。少しでも迷いがあってはいけない。基盤が軟弱であれば、ちょっとしたことにも動揺しやすくなる。 ゆるぎない心の備えを固めておくことが大切。

デイトレーダーの方々は、話題になっている銘柄や関連株、ランキングを見て、その日上昇している銘柄、下落している銘柄、急騰した銘柄を売買している方が多いです。

それで勝てているのは、本当にすごいことですし、旬の株に乗ってデイトレードをすることは、本来の姿かもしれません。

でも、私自身は、自分の監視銘柄を中心にトレードしています。

ランキングを見るのは、「自分の監視銘柄がランキングの中にあるのか?」「監視銘柄にトレードしたい銘柄がないから、ランキングから探そう」と思った時のみです。

私は、ビビりトレーダーなので、瞬時にランキングで判断して乗っていくのが苦手です。前日までの日足チェックに賭けています。

前日までの日足を監視することの利点は、それだけで優位性が増すということです。

 これぞ、「備えあれば迷いなし」

備えておけば、それだけでデイトレードでの迷いは軽減されます。

 

山高ければ谷深し

動きがあればその反動は大きい。人気が過熱気味で上に行き過ぎたときには、その下げもきつい。高い相場があればその後にくる下げは、それだけ大きい。

「行き過ぎもまた相場」という格言もあります。

これ以上株価が高くなるはずはないと判断しても、株価はこの予想を上回ってしまう。行き過ぎがあれば、その分は反動を覚悟しなければいけません。

日足で、イナゴトレーダーのチャートをよく見ますが、デイトレードの中でも実はよくあります。

株価の騰がる勢いは、急激な場合もありますが、少しづつ上げていくこともあります。しかし、下がる勢いは、驚くほどに速い!

特に、仕手筋が入っている株は、

「ぎゃ~っ!」

と叫びたくなるほど一気に下がります。

何度そんな場面を見てきたことでしょう。

日足で、連日ストップ安の銘柄を見つけると、ぞっとします。

私も、実際に大きな下げに泣いた経験が多々あります。

「山高ければ、谷深し」トレードをしていると、急落は避けられません。

できる限り急落を回避するためにも、初動に乗り、「しっぽはくれてやれ」の気持ちで、自分が上がりすぎていると直感で思ったチャートにはエントリーしないように心がけましょう。

それでも、やられるときはやられちゃう…(涙)

 

二度に買うべし、二度に売るべし

自分の判断が本当に正しいかどうかは、結果を見てみなければ分からない。買ってみるか、売ってみるかして、さてどういう結果が出るか。つまり打診をして、自分の判断の当否を確かめてみてはどうか。その結果、予想通りであることが分かったら、そこで初めて本格出動してもまだ十分に間に合うはずだ。一度にどっと出ていって失敗することを考えれば、このくらいの手間ヒマは惜しむに価しない。いわば、石橋を叩いて渡るがごとき慎重さが、株式投資には何よりも必要となる。

買いサインが出て、寄り付きでエントリーをした後、トレンドに乗ったことを確認し、さらにチャートが私の買いサインを出した時に、追随買いをしかけることがあります。

トレンドに乗ったのなら、あえて、デイトレで買うのではなく、スイングトレードで追随買いをします(持ち越しするため)。

一直線で上がっていくこともありますが、上がった後、またもみ合って再出発。なんてことも、よくあります。

手ごたえを感じたのなら、行動しないよりはした方が後悔は少ないです。

ビビりな私は、分かっていてもできず、できない自分に落ち込む。「淡々とやるべきことをやる」まだまだ、試練の日々が続いております。




売るべし 買うべし 休むべし(休むも相場)

年中、売ったり買ったりしていなければ気の済まない人がいいる。そういうやり方だと儲からない。株式に、売りと買いのどちらかしかないと思うのは誤りで、休むことも大切な要素である。 市場の環境や相場の動向をゆっくり眺め、この間に目の曇りをなくし、心身のコンディションを調整し、同時に投資資金を整えて、次の機会に備える。

デイトレードをしていると、ポジションを持っていないことに不安を感じる方がいらっしゃいます。

確かに、ポジションを持っていないと、利益を得ることはできません。

だからと言って、なんでもかんでも買ってしまう病気(ポジポジ病)になっても、良いことはなにもありません。

自分が得意な形になった時のみ、出動する。じっくり機会を狙って待つとよい機会に出会えます。

主婦トレーダーは、休むべしは重要です。

トレードで迷った時には、なんのために、トレードを始めたのか?自分はどんなトレードをしたいのか?勝てない原因は何か?

相場を休んで、客観的な目線で自分を見つめ直して下さい。

主婦トレーダーのメリットは、夫という存在があることで、精神的負担を軽減させながらトレードができるということです。

私は家庭の事情で、必ず勝たなければいけないと思った月から、急に勝てなくなりました。

そして、身体を壊し、家族を心配させることになりました。

仕事を休むことになるので、不安になりますが、トレードをずっと続けていく仕事と考えるのなら、休むも相場は大事な考え方です。

長年保育士をしていたので言えることですが、子ともの成長は親が思っているよりあっという間です。子どもが小さいうちは、子どもとの時間を優先して下さいね。

 

押し目買いの押し目なし

買おうと思うが株価は上がる一方。とはいうものの、どうせ一本調子では上がるまい。一度は下がってくるときがあるだろう。そこで買おうというのが、押目待ち。しかし、相場の勢いが強いときには、なかなか望みどおりには下がってくれない。

私は「順張りトレーダー」なので、深い押し目は待ちません。というか、逆張りができないだけ?ですね(汗)

押し目とはちょっと違いますが、初動で少し上がっただけで、怖がってエントリーせず、もみ合いも抵抗線もなくて、ずっと一本調子で上がりっぱなし。

そんな株に乗れないのが、私の欠点です。(分かっているなら直そうよ~)

日足が良いのなら、初動ガン見しているんだから、リスクを取って、せめて100株だけでも入ればいいのに…と、リスクがとれない自分を嘆いています。

 

人の行く裏に道あり花の山

投資家は、とかく群集心理で動きがち。それでは大きな成功は得られない。むしろ他人とは反対のことをやった方が、うまくいく場合が多いと説いている。

「順張り派」より「逆張り派」の方が意識する格言ではないでしょうか?

「順張り」「逆張り」関係なく、人ができないことができてこそ、トレードで生き残っていくことができるのは間違いありません。

私は、リスクを取らず、ずっと相場の監視員ばかりしていたので、時間を浪費しました。

今思うと、花の山に行くことすらためらっていたのです。

人が登りたいと思っていても躊躇している山に、最初に挑戦する登山家のように、「このタイミングだ!」と自分のルールで判断した位置で、買い(売り)を入れられるようになることで、普通のトレーダーから脱却できることでしょう。




私が意識している名言格言のまとめ

相場には、たくさんの名言、格言があります。

名言、格言の中には、相反する意味も多いです。

「こっちでは慎重に行くように言ってるのに、こっちでは流れについていけって言ってる?」

それぞれ言っていることが間違っているのではなく、どちらも正論。

なぜなら、相場では、正解がないから。

それでも、これらの名言や格言を意識することで、自分の考え方を変えてくれる武器になってくれます。

私は、「順張り派」で、「大きすぎる利益を狙わないトレーダー」なので、相場の流れに乗る言葉が多いですが、他の手法の方は、違った言葉を意識するかもしれません。

何が言いたいかと言いますと、結局トレードで全部を取ることはできない。

「うまくいくこともあれば」

「逃げられないこともある」

それでも、自分の決めたルールの中で、トータルプラスがでているのであれば、それはトレーダーとして成立しているということです。

トレードは、自分が意識する言葉や自分との約束を唱えてみたり、自分のルールを守るトレードができているかを日々検証することによって、精度が磨かれていきます。

自分の反省と、戒めのために書いたような、格言集(笑)

私自身が意識している言葉が、少しでも主婦トレーダーの皆さんの手助けになるのなら、幸いです。

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