デイトレ手法

「始値ブレイク」は、ウップスに注意! 自分の反対にいるトレーダーの心理を考える。

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私が実践している手法は、日足でGUした銘柄を狙う「始値ブレイク」です。

しかし、この手法で気を付けなくてはいけないことがあります。

始値ブレイクと全く反対の逆張り手法「ウップス」です。

自分の売買の反対側には、別の考えでいる人がいることを常に考える。

「デイトレード」という本に、こんな一文があります。

参考

株式ではなく、人を取引する

デイトレには、無数の手法があります。

100人のトレーダーがいるのなら、100通りの手法があると言われています。

 

注意ポイント

取引を行う時に、自分の考えている反対側には、自分と反対の取引を行っている人がいるということを常に意識すると、トレードは心理作戦だということに気がつきます。

 

「ウップス」に注意!「ウップス」の手法とは?

デイトレの手法に、「ウップス」という手法があります。

ラリー・ウィリアムズという有名なトレーダーの手法です。

 

ウップスでは、

始値より上がれば、「売り」目線

始値より下がれば「買い」目線 

です。

(ここでは、ウップスの細かい手法の説明は省きます)

 

「ウップス」は、英語で書くと「Oops!!」

意味は、「あ!」「しまった!」「やっちゃった~」という小さいミスを起こした時などに使われる言葉です。

 

「ウップス」の売りの手法は、寄り付きでGUした銘柄を狙います。

 

「始値ブレイク」と一緒ですね。

しかし「ウップス」は、狙っている場面は一緒でも、考え方は違います。

大きくGUしているのなら、下がる可能性が高いと考え、逆張りの売りを考えます。

 

寄り付きで、GUしたということは、多くの人が「上がりそう」と思って注目します。

そこでエントリーしたトレーダーの心理を突く作戦です。

 

ポイント

「始値ブレイク」は、GUしてから、いったん下がった後、上がったことを確認して、順張りでトレンドに乗っていく手法です。

「ウップス」は、GUして、買い目線でエントリーしたトレーダーが、思惑と違って下がったときの、ろうばい売り(損切り)を狙って反対売買を仕掛ける手法です。

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買い目線で買った銘柄が下がってきたときのトレーダーの心理とは?

順張りで、買い目線でエントリーしました。

寄り付き成行買いで、エントリーしているトレーダーも大勢います。

「上がりそう」と思っていた銘柄が下がってきた時、どう思いますか?

 

「今日は買いだから、また上がるだろう」

「下がってきたけれど、また上がる可能性があるから損切りしたくない」

 

そんな心理になりませんか?

私は、そうなってしまいます。

日足をチェックしているので、GUして「今日こそ出発の日だ!」という意識が、どうしても高くなってしまうのです。

 

トレードに、絶対はありません。

大きくGUして、買いを仕込んだ銘柄が下がってきたとき、

「えっ?」「なんで?」

と思うのが人の心理です。

そんな人間の心理を利用して、「ウップス」は、そこで売りを仕掛けます。

すると、さらに株は下がります。

買いで見ていたのに、さらに下げる。

 

「こんなはずじゃなかった」と思って損切りする人がいるので、さらに下がる。

 

なかには「まだ大丈夫」と持ち続ける人もいるでしょう。

それでも、下がる。

「もう、降参だ~~~~!」

と、多くの人が期待外れと思って損切りした時に、さらに株は下がり、「ウップス」の手法で逆張りエントリーした人は、買い戻しをして利益を得ます。

 

まさに、「人の行く裏に道あり花の山」ですね。

投資家は、とかく群集心理で動きがち。それでは大きな成功は得られない。むしろ他人とは反対のことをやった方が、うまくいく場合が多い。

 

「ウップス」は、私の憧れ逆張り手法の一つです。

順張り派なので、GDスタート銘柄が、トレンドに乗っていくウップスは、エントリーできても、どうしても「始値ブレイク」の買い目線が強いので、GUした銘柄の売り目線での「ウップス」に入る考えは持てません。

二刀流できないなら、とりあえず逃げるのみ(損切り)!

まずは、できる手法からコツコツと…

 

「ウップス」に関心を持たれた方、GDした銘柄からトレンドにのる手法が1ページだけですが、下記のチャートおすすめ本にも載っています。

 

本から得られるもの
初心者主婦トレーダーに読んで欲しい株本 5冊+2冊(基礎・チャート編)

トレードの世界は常に試行錯誤が大切です。 (注:けして大きく手法を変えるという意味ではありません) 勉強すればできるという世界ではありません。 知識が多いからと言って、勝てるようになるわけでもありませ ...

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逃げるが勝ち! 損切りのタイミングを逃さない

寄り付き「GU]しても、その反対側には「ウップス」のように、買いでエントリーしたトレーダーの真逆のことを考えているトレーダーがいます。

日足が良い=上がる可能性が高い

というだけであって、実際、上がるか下がるかは誰にも分かりません。

始値ブレイクでエントリーしても、戻ってきたということは、ブレイク失敗の可能性が高いと考えた方が無難です。

その時起こすべき行動は、「損切り」しかありません。

 

それでも、ある程度リスクを取って深い損切りをするのか、それとも浅い損切りでまたブレイクをするようであれば狙いなおすのか。

それは、手法の枠の中で、微調整していくしかないのです。

「GU」して買いでエントリーして、下がってくると、大きく下がる可能性も高い。

「GD]して売りでエントリーして、上がってくると、大きく上がる可能性が高い。

 

なぜなら、

少しでも人より早く利確しよう、損切りしようとするトレーダーと反対目線で売りでしかけているトレーダーの反対売買が重なり、勢いがさらに加速するからです。

 

トレードで「損切りが大事」といいますが、常に自分のトレードと逆の考えでいるトレーダーがいるということを意識すると損切り(=逃げ)が早くなります。

 

ウップスの例

例を一つ上げます。

本当は買い目線の方が分かりやすいのですが、書いている段階で見当たらなかったので、売り目線のチャートです。

 

売り目線の「始値ブレイク」狙いです。

前日、上ヒゲを付けて、陰線で終わっています。

それよりも下で、GDしています。

当日監視銘柄決定です。

BS 日足

 

5分足です

BS 5分足

GDして始まり、始値ブレイクをして、売でのエントリーです。

しかし、見ていただいて分かるように、少し下げた後、もみ合いが続き、上げていきました。

ちょっとづつの上げ…

どこで損切りするか迷いますが、人の迷いが長い間のもみ合いに現れています。

そして、ちょっとづつ上がったところで、急に陽線で上げています。

 

どこで損切りをするのか?

そのタイミングは大変難しいです。

この日のマザーズは下げ下げでした。

なので、またもみ合いを下抜けて、大きく下がっていますが、そうなるとは限りません。

大きく踏みあがっていく可能性もあります。

 

例えばこんな風に…

ALBERT 5分足

 

始値ブレイクして戻ってきたときは一時撤退、また上げていくようならめげずにトレンドに乗っていくという考えでいるのですが、そこはチキンなトレーダー。

なかなか、めげずに入りなおすことができない…

特に根高株では…

めげて入り直しができないと、損だけが残ります。

めげないトレーダーにこそ、トータルプラスの旨味が待っています。

 

始値ブレイクは、ウップスに注意!のまとめ

危険

ウップスは、ラリーウィリアムズの手法の中でも、とても有効な手法の一つだといわれています。

確かに、トレードをしていると、大きくGUした銘柄が天井を付けて、大きく下げていくことがあります。

だからこそ、リスクを減らすための、一度下がってまた上がったのを確認してからの「始値ブレイク」エントリーなのですが、それでも、下げていく可能性があると想定しておくと、損切りが早くなります。

手法は、無限にあります。

検証し、この手法は有効だと思っていても、それが機能しない時もあります。

それでも、枠の中で調整してブレない強さがいります。

 

常に自分の反対側には、別のことを考えている人(ロボットも?)がいると考えてみて下さいね。

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