私は、本を読むことが好きです。出かけるときも、
出かけるときも、一冊は持っていないと落ち着きません。
トレードをはじめたとき、私がまず初めに取り組んだのは、株本を読むことでした。
私の周りにトレードをしている人はいません。
本とネット情報だけが頼りでした。
ネットには情報があふれています。
しかし、その中で、どの情報が有益で、自分に適しているのか、見当すらつきませんでした。
株に関しては、お金に関係することなので、
情報量が多く、「月100万稼ぐ!」「あなたの億万長者に!」などの言葉で注目を集め、
法外な値段を支払うことになる有料サイトも数多く存在します。
書店で、買いあおる題名の本が並ぶようになったときには、株価が下がるとされています。
ようするに、株が上がると、儲かるならやってみたいと思う人が増え、その人たちを狙って、稼ごうとする人も多いということです。
そして、上昇トレンドに乗り遅れた人たちは、てっぺんで買って、株価が下がって泣くことになるという意味合いでしょう。
そうならないためにも、知恵が必要です。
なぜ、本をお勧めするのか?
株を始めるのなら、知っておくべき知識があります。
ネットで得られる情報もありますが、本の方が、内容がまとまっています。
しかし、当たり外れも大きいのが現実。
本当に手元に置いておきたい、また何度も読み返したいと思えるものは、そう多くはありません。
本は、勝てないトレーダーを勝てるようにしてくれる魔法の道具ではありません。
それでも、本を読むことをお勧めするのは、
今後あなたが本の中で得た知識が、自分の財産となって蓄積されていく可能性があるからです。
では、私が実践している株本の活用術について、お伝えしていきます。
株本を読むだけでは、スキルは身につかない。
今自分が何について知りたいかを考え、株本を選択しよう
何も学ばないよりは、勉強をして頑張るという気持ちがあるのはよいことです。
でも、人のおすすめの本を読んだから、できるようになると思うのは、大きな勘違い。
私は、株の学校に行っていませんが、相当数の本を読みました。
(今思うと、学校行った方が早いやんと思うくらい、かなりの遠回りをしています。)
たくさんの本を読んだ経験から、一つ言えることがあります。
いくらトレードに関する情報を集めても、ただ単に目で追っているだけでは、何も得ることはありません。
まずは、今自分自身が何について知りたいのか?
今、何を疑問に思っているのか?
今、何ができていないと感じているのか?
自分自身の「弱み」について、考えてみましょう。
今の自分自身が置かれている位置を知らないと、
自分がこれから何をしたいのか、方向性を知り得ることはできません。
全く株について知らないのなら、
株式の全体像を知るための本を読み、トレードの基礎を学ぶことから始めます。
すでに、ある程度の知識を得ているのなら、
手法、メンタル、などから読み進めることになるでしょう。
株をするうえで忘れてはいけないのは、
投資、投機にかかわらず、株に関する本以外でも、役立つ本があるということです。
そして、それらの本は、株だけではなく、自分のあり方についても教えてくれます。
情報があふれている現代では、いかにたくさんの情報を集めるかより、無益な情報を遮断し、有益な情報だけを絞り込む方が、ずっと重要です。
自分の置かれている位置を客観視し、
今知るべき情報から順を追って、読みましょう。
多くを知る必要はありません。
たくさん知ったからといって、トレードで勝てるようになるわけではないです。
トレードで知るべきことは多いように見えて、学ぶことは意外に少ない。
そこからできるようになる道のりの方が、数倍険しい。
株本を読むことが目的ではない。読んだ後の、自分自身の行動に焦点を当てよう
多くの人は、本を読んだだけで、スキルを身につけたと勘違いします。
中には、買っただけで読まずに安心してしまう人もいるでしょう。
しかし、本を読んだだけで、株のスキルは飛躍的に向上するのでしょうか?
断言できます。
まず無理です。
本を読んで、できるようになったつもりになることと、
トレードで収支をプラスにできることとは直接的な関係はありません。
ローソク足や移動平均線の使い方など、
読めばすぐわかるような簡単なことから、さらに深い知識を得られるものまで、
無限に存在するトレードのための情報から、
必要なものだけを厳選し、そこで得た知識を、
実際に実行し、何度も何度もくり返し、試行錯誤してこそ、
初めて自分の「トレード」が身についていきます。
「本を読んで内容を理解した」と「理解した内容を自分の中に落とし込んで使いこなせる」ということは全く別物です。
その情報を繰り返し実践して練習を続け、トレードスキルを身に着け、利益を得るために購入したという認識が必要です。
一時的な知欲を満たすためではなく、
「勝ち方を身につける」という目的で購入し、その本から「実益を得るために自己投資した」ということを再確認しましょう。
そうでなければ、買った本は知欲をみたすための存在にしかなりえません。
せっかく、自分に投資したのですから、元取りましょうね♪
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本から知識を得て活用するための、有効的な読み方。
私は、気に入れば、1冊の本を2~3度読みます。
そして、大量の情報のなかから、いらないものをどんどん捨てています。
どんどん捨てていくことで、本当に必要な情報だけが残っていきます。
私の本(実用書)の読み方
- まず、目次を見てこれから読む本の全体像を把握します。
- 初めて読むときは、ちょっとでも気になった箇所にどんどん付箋を貼っていきます。
- 目次や内容を見て、どうでもいいと思ったところは読みません。
- 次に読むときは、付箋の箇所に注目しながら、読み進め、1回目に読んだときに張り付けた付箋をいらなければはがしていきます。
- 最終的に必要だと思った情報に、またすぐに読み返せるように、付箋ははがさず、その箇所に線を引きます。
- さらに、アウトプットするために、必要な情報をノートに書き写し、図はコピーをしてノートに張り付けます。
- 気になった本は、さらに数週間後、数か月後に、読み返します。
自分のトレードが機能していないと感じたときにも読み返します。
こうした作業を繰り返すことにより、
本当に重要なところを何度も読むことになり、いつの間にか脳にインプットされていきます。
トレード本など実用書の場合、
何冊も読んでいると、内容が重複してくるところが必ず出てきます。
すでに知っている知識に出会った時には、捨ててしまいましょう。時間の無駄です。
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